あなたの髪を寄付「ヘアドネーション」で病気のこどもにウィッグを

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突然だが想像してみてほしい。
あなたが誰かの助けになることは、けしてひとつだけではない。

NPO法人ジャパンヘアドネーションアンドチャリティー / ジャーダック(Japan Hair Donation & Charity / JHDHC)では、一般の方や美容室から寄付された髪の毛を使用し、病気やけがが原因で髪の悩みを抱える18歳以下のこどもたちに、100%天然の髪の毛を用いたウィッグを作り、無償でプレゼントを行う活動をしています。

12月2日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ)に歌手として登場した柴咲コウさんが、金髪に染めたショートカット姿で登場し話題となっていましたが、その理由について柴咲コウさん自身のインスタグラムで「髪の毛の寄付をしました」と綴り、切った髪の毛が束ねて置かれている写真を公開し、「ヘアドネーション」とのタグ付けがなされていました。

「ヘアドネーション」は、小児がんや白血病、先天性の無毛症などによって髪の毛を失ったこどもたちに、人毛100%の医療用ウィッグ「Onewig」を無償提供しているNPO法人の活動で、「Onewig」を作るために使用できる髪の毛の長さは最短12インチ=30.48センチ以上となっており、柴咲コウさんは「ヘアドネーション」への協力のため、トレードマークともいえる長い髪を切ったことになります。

様々な形で困っている誰かを助けることができるということがよくわかる一例で、もし長い髪を切る予定があるのであれば協力してみてはいかがでしょうか。

ジャパンヘアドネーションアンドチャリティー:JHDHC

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ヘアドネーション

「ヘアドネーション」の活動により作られる医療用ウィッグ「Onewig」は、ひとつあたりおよそ20人から30人分の髪の毛が必要だとされています。

髪の毛については受け付けている最短の長さが12インチ=30.48センチ以上であることが条件で、その他には白髪やくせ毛が混じっていても問題はなく、ヘアカラーやパーマなどの処理がなされた髪の毛であっても極端なダメージを受けていない限り、年齢や性別、国籍に関係なく、誰でも気軽に参加することができるボランティアとなっています。

また、髪の毛を切ってからかなりの歳月を経ていたとしても使用できることがあるということで、「昔に切った髪の処分に困っている」「こどもが小さい時に切った髪を大切にとってある」という場合でも活用できる可能性があります。

「ヘアドネーション」活動への「賛同美容室」として全国各地の美容室など協力店も紹介されていますが、行きつけの美容室でもJHDHCのホームページに記載されている内容を紹介することで協力することができるかもしれず、美容室以外に自宅でカットした髪でも、ヘアドネーションに参加することができるとしています。

東京都内の美容室で働く美容師は「ヘアドネーションについてまだまだ知らない人も多くいらっしゃいます。私自身も12インチまで伸ばして寄付しました。ロングヘアの人がショートにするときには、ヘアドネーションのことを紹介しています。柴咲さん自ら寄付したことで、より多くの人に知ってもらえるきっかけになったと思います」と話しています。

柴咲コウさん自身の行動によってチャリティの輪が広がり、髪の毛で悩む多くのこどもたちが救われることになれば喜ばしいことではないでしょうか。

OneWig

「ヘアドネーション」活動への協力で集められた髪の毛で作られる医療用ウィッグ「Onewig」は、「世界に1つだけ」という意味が込められた、寄付毛100%のフルオーダーウィッグです。

JHDACでは「OneWig」を無償で提供していますが、「18歳以下」の方限定となっています。

提供を希望される場合、お名前と年齢、メールアドレスと保護者の連絡先、住所や現在の病状、症状について詳細を記入の上、メールにて申し込むことが必要です。

申し込み後は申請の順番で「OneWig」を提供しているということで、順番が回ってき次第「OneWig」をつくるための「採寸(頭のサイズの計測)」が行われ、希望のヘアスタイルが聞かれます。

提供者への様々な状況に対応するため、自宅まで訪問する出張サービスや、入院中であっても病院まで訪問し採寸とスタイルカットを行うことも可能だとしており、希望される方は一度問い合わせを行ってください。

「Onewig」の製造工程は、寄付された髪の毛をそのまま使用することはできないため、下処理として髪質や色を統一するトリートメント処理が行われ、この処理だけでおよそ半年から1年ほどの期間が必要だとされています。

その後、「Onewig」として使用できる状態になった髪の毛を、提供するこどもたちの頭から採寸したサイズを踏まえ、国内のウィッグメーカーでフルオーダーされることになります。

「Onewig」の完成品は、前髪も何も無い「ただ髪を植え付けただけ」の状態だといい、実際にこどもたちに装着してもらい、ボランティアの美容師により前髪やヘアスタイルを整える作業が行われ完成となります。

ただウィッグを提供するだけではなく、個々の状態と希望のヘアスタイルに合わせて提供される「Onewig」はまさに「世界に一つのあなただけのヘアスタイル」といえるのではないでしょうか。

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