一人でできる「打ち水」で猛暑、ヒートアイランド対策を

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突然だが想像してみてほしい。
暑い夏は「打ち水」でほんの少しでも涼しく過ごしましょう。

8月1日は岐阜県多治見市で今夏最高の39.9度、群馬県館林市では39.4度、京都市では38.5度を記録するなど、35度を超える猛暑日が連日続いており、気象庁ではこまめな水分補給と、エアコンの適切な使用で熱中症を防ぐように呼びかけています。

東京では平均気温が100年で2度上昇したと言われており、大きな要因としてもともと土や植物で覆われていた場所に建物や舗装された道路ができるなどコンクリートやアスファルトに覆われた都市になったことにより、ヒートアイランドと状態となったことが考えられます。

ヒートアイランドの影響で熱中症による救急搬送や死亡に至るケースもあり、東京都内の熱中症による年間救急搬送者数は1980年代は150人前後だったものが1990年代後半に300人前後へと倍増し、2000年代には500人以上で推移、年によっては1,000人を超えることもあります。

そんな中で、官民が協力しヒートアイランド現象をやわらげるため、江戸時代の庶民の知恵をいかした「打ち水」を推奨し、少しでも夏を過ごしやすくする取り組みが始まっています。

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「打ち水大作戦」

「打ち水大作戦」は、「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間にいっせいに打ち水をしてその効果を検証しよう、という社会実験として2003年より始められました。

検証によると、東京都23区内には散水可能な面積は全面積の約50%にあたる約280平方kmあると試算され、すべての場所に打ち水することで最大2~2.5度程度気温が低下すると予測されています。

またピーク時に打ち水すると電力を約4%抑えることもできると見込まれ、コンクリートやアスファルトに覆われた都市部・繁華街での打ち水を推奨しています。

水不足が叫ばれる中、大量の水を使うのは?

打ち水は大量の水を使用します。夏場は水不足に悩まされる地域もあり、水を大量に使用することは躊躇してしまいます。

「打ち水大作戦」では、打ち水に使用する水は風呂の残り湯や米のとぎ汁、など再利用水を使うことをルールとしており、市町村が実施する「打ち水」イベントでは高度に処理された下水や雨水貯留タンクにたまった雨水などを利用してイベントが実施されています。

「打ち水大作戦2015」では「全国打ち水強化月間」として7月23日から8月23日までの一か月間を定めており、様々な市町村で打ち水イベントが実施されています。

打ち水大作戦2015

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