通勤ラッシュ時も300円プラスで絶対座れる京浜急行モーニング・ウィング号

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突然だが想像してみてほしい。
満員電車、ラッシュ時でも確実に座れるなら料金を上乗せする?

鉄道会社は朝の通勤・通学ラッシュ時に「確実に座れる」電車の導入を進めており、京浜急行では12月7日朝より「モーニング・ウィング号」と呼ばれる列車を導入しました。通常の乗車券に加え、着席整理券300円が必要ですが、平日朝のラッシュ時でも必ず座ることができ、朝のゆったりとした時間が約束されるなら安いと考える人も多いのではないでしょうか。

京浜急行では、平日の夕方に着席整理券を購入することで、品川駅(東京都)から三浦・横須賀方面(神奈川県)へ向かう下り電車に必ず座って乗車できる「ウィング号」を1992年から運行してきました。

今回、三浦海岸・横須賀中央・金沢文庫・上大岡駅から品川・泉岳寺駅へ向かう朝の上り電車でも必ず座って乗車できる「モーニング・ウィング号」の運行が開始され、東京都内へ向かう朝の通勤・通学ラッシュ時の1時間ちょっとがゆったり座って乗車出来ることになります。

乗客は、乗車券以外に1回300円の着席整理券を購入することで確実に座ることができ、着席の指定はないものの、着席整理券は電車の座席分436枚しか販売されません。

「モーニング・ウィング号」の運行区間は三浦海岸から品川と、三浦海岸から泉岳寺までの平日朝2本で、所要時間はそれぞれ1時間18分と1時間26分となっており、通勤時間を有効に使うためにも確実に着席したいという要望が多かったようです。

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ほかの鉄道会社でも導入予定

通常の乗車券に加え、別途料金は支払うことで確実に座ることのできる通学・通勤電車の導入は他の鉄道会社でも予定されており、東武鉄道では東上線について2016年春から池袋方面に向かう上り電車で、乗車券のほか410円で確実に座れる電車の運行を始める予定です。

また、京王電鉄でも2017年度までに導入を検討しているとしています。

さらにJR東日本では、これまでにも追加料金が必要であったグリーン車を常磐線、宇都宮線などで導入してきましたが、中央線快速でも2020年度を目標として現在10両編成の電車に2階建てのグリーン車を2両追加する予定となっています。

鉄道各社は「追加料金を払ってでも座りたい」という乗客のニーズに応えるとともに収益性を高めることができ、すでにJRなどで導入されている確実に座れる列車はいずれも好調であることから、他社も続々と導入を進めていくものと見られています。

また、追加料金で必ず座れることができるようになれば、沿線の魅力も向上するとともに鉄道会社も満員電車解消のためにさらなる追加投資が期待されます。

自治体による補助制度も

人口減少に悩む自治体では、通勤で使用する特急料金を補助する制度を設けており、房総半島に位置する千葉県いすみ市では、2015年3月以降に住み始め東京都内や千葉市へと定期券で通勤する人を対象に1人あたり最大月1万円の特急料金を補助しています。

特急を使えば東京都内までおよそ70分以内と通勤圏内で、特急料金の補助制度により人口増加につなげたいとしています。

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