「Tone」は音でURLを共有する、Google Chromeの拡張機能

tone-150520

突然だが想像してみてほしい。
会社で隣に座る同僚にURLを教える、意外と面倒に思いませんか。

Googleは5月19日、ブラウザ「Google Chrome」で閲覧しているページのURLを「音」としてスピーカーから発信し、音が届く範囲のパソコンにURLを伝達することができる拡張機能「Google Tone」を公開しました。

「Google Tone」の利用にはマイクとスピーカーが必要で、ひとつの端末に対してのみだけでなく複数の端末にURLを伝達することが可能となっています。

「Google Tone」をインストールすると、Google Chromeブラウザのツールバーにアイコンが追加され、このアイコンをクリックすることで現在表示しているWebページのURLを表す音が鳴り、音が別の端末で受信できない場合はボリュームを大きくするように促されるエラーメッセージが表示されます。

音を受け取ったパソコンには通知がポップアップ表示され、受信したURLを簡単に開くことができます。

距離が離れていたり、周囲の雑音により音が伝達されない場合もありますが、「すぐそばにいる人にURLを伝えるのにメールなどで送信するのは手間」であるように、伝達性能が向上すれば使い勝手は良いのではないでしょうか。

Googleは「電子メールやチャットなどのおかげで遠く離れた人とのコミュニケーションは簡単に、安く、迅速になったが、すぐ隣に立っている人と何かを共有するのは複雑になっている。Toneはデジタルコンテンツを近くにいる人と会話をするように簡単に共有する目的で開発した」と説明しています。

Google Tone

スポンサーリンク

「Google Tone」

「Google Tone」を開発したGoogleのリサーチチームは、最初に作成したものは効率よくURLをほかの端末に伝えることができたが、「ひどい音」をしていたといいます。

人間の耳では聞こえない音を使用することも検討したようですが、パソコンのマイクは人間の声を拾うことに最適化されており、その試みはうまくいきませんでした。

公開されたバージョンは、一般的な電話で使用されている「DTMF(デュアルトーン多周波数シグナリング)」に近いシステムだといい、「Google Tone」アイコンを押すといくつかの音が連続して鳴るようになっています。

しかしGoogleのリサーチチームは、「Google Tone」によるURL伝達がうまくいかない場合もあるとしており、「近くにあるパソコン全てが、毎回発信された情報を受け取れるということではありません。私たちも誰かが話す言葉をいつでも一語一句聞いているのではないのと同じです」と説明しました。

難しい設定は必要なく、「Google Tone」をインストールし、音声が流れる状態であれば使用でき、失敗した場合も再送の手間は少なく、音量を上げ再度アイコンを押すだけとなります。

ミーティングの際などに、あるWebサイトを全員で確認したい場合などに、複数端末にURLを一斉送信できるため、時と場所を選べば便利に使えるツールではないでしょうか。

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です