「丸見え公衆トイレ」福岡都心にある名物が撤去されます

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突然だが想像してみてほしい。
急いでトイレに駆け込んだら、そこは丸見えだった瞬間を…

約40年前に設置された福岡市天神、国体道路沿いという人通りの多い繁華街の真ん中にある公衆トイレは、「通りからトイレが丸見え」と苦情が寄せられていたそうです。

そんな「名物」とも言われた公衆トイレを、「2015年度中に廃止する方向で検討している」と福岡市が発表しました。

写真を見てみると、まさに「丸見え公衆トイレ」というに相応しく、繁華街にあるとはいえ使用頻度は低かった状況のようです。

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西日本新聞「天神“名物”の公衆トイレついに… 国体道路、築40年」
http://qbiz.jp/article/54162/1/

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 なぜここまで「丸見え」なのか

「丸見え公衆トイレ」の設置場所はすぐそばに警固神社があり、また1970年代には屋台も400件を超えるなど栄えていました。現在のように近くにはトイレがなかったことからも、この場所に設置が必要と判断され「丸見え公衆トイレ」が誕生することになります。

しかし防犯上の理由で扉を付けられなかったために、写真の通り「丸見え公衆トイレ」の状態で設置され、年月を経て近隣の商業開発が進み、現在のように繁華街として人通り溢れる通りとなったことから、次第に市民からは苦情が寄せられ、撤去の判断に至ったということです。

市民からは「悪臭がする」とたびたびの苦情があったとのことですが、「付近一帯が雨水と汚水をまとめて処理しており、この公衆トイレだけがにおいの元凶とされるのは、少しかわいそう。目立つ存在だから仕方ないが…」と福岡市の関係者は話しておられます。

天神の栄える様子を見てきた「丸見え公衆トイレ」は、役割を終える時が来たようです。

有料トイレの存在も

基本的には公衆トイレは無料ですが、衛生面を考えると管理が行き届いている状態が望ましいとはいえ、税金だけで十分な管理を行うのは難しい状態です。そのため「チップトイレ」として、使用するための料金であったり、トイレットペーパーを別売りにするなど有料化を図るトイレが、大きな駅構内に存在しています。

大阪市のデータによると平成22年8月には大阪市内43カ所の公衆トイレがあり、維持費として水道光熱費に2,300万円、清掃業務委託費に2,200万円の合計4,500万円を必要とする、という報告があります。一か所につき100万円もの維持費用が掛かることになります。

まとめ

公衆トイレというと「汚い」「くさい」「暗い」など負のイメージが付きまといます。最近ではきれいに整備された公衆トイレもあるようですが、古くから設置されているものは「丸見え公衆トイレ」のように近隣の方からの苦情も多いのでしょう。

コンビニでトイレを貸してくれるところも多く、公衆トイレの役割が減ってきているのかもしれませんね。

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