セルジオ越後氏が日本サッカーへ辛口批評するひとつの理由

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突然だが想像してみてほしい。
どれだけ厳しい言葉であっても、その裏には大きな愛情が潜んでいるかもしれないことを。

セルジオ越後氏といえば、サッカー日本代表に対して厳しく辛口な批評をすることで知られています。先日行われたアジアカップオーストラリア大会に準々決勝で敗れた日本代表には「不動のメンバーしか起用しないAKBサッカーはもう終わりだよ」とコメントを残しました。

なぜセルジオ越後氏は、好不調にかかわらず辛口な批評を投げかけるのでしょうか。

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辛口批評の理由は「日本サッカーのため、そして自分のため(笑)」

セルジオ越後氏は、自身の解説・批評が「辛口」と言われているのは日本にプロスポーツが育っていないからだと断言します。「プロ選手に厳しいのは当たり前」とし、日本のスポーツは企業に頼る部分が大きく、完全なプロとは言えずアマチュアであり、ブラジルやイタリアの「本当のプロスポーツ」がある国にはセルジオ越後氏以上に厳しい解説者がいる、としています。

辛口な批評を言う理由として、「もっと日本サッカーによくなってほしい」と願っているからだと言い、強くなりサッカー人気が上がり、メディア露出が増えないとスポンサーが撤退することにも繋がり、そうなればセルジオ越後氏ら解説者の仕事が無くなる、と話しています。

「単なる批判だけであれば結局ぼくが大損する(笑)」とプロの解説者と冷静に判断されています。

日本人解説者は監督を目指すから厳しく言えない

サッカー、野球の解説者というと、現役を引退し「外から勉強する」というような意味合いで現場を離れ、数年後にコーチや監督として現場に戻るパターンが多いように見受けられます。

セルジオ越後氏はこの現状についても厳しく、「ジャーナリストやコメンテーターとして飯を食おうって人はほとんどいない」と話し、現場に戻りたい人が一時的な仕事をしているだけで、監督やコーチへの「就職」を考えていては、現場に対して厳しい意見が投げかけられるはずがない、としています。

セルジオ越後氏が感じるサッカー文化

「日本サッカーが世界の強豪に名を連ねるには、マスコミの追及能力が高まらないと不可能」だと指摘しておられ、それぞれの国に文化はあるが勝っている国の文化を真似して学ぶところは学ぶ必要があると、個々の選手だけではなく、サッカー界を取り巻く環境にも厳しく目を向けておられます。

1972年、27歳で来日したセルジオ越後氏は、故郷ブラジルと日本のレベル差、サッカー人気の低さに大きな失望を抱いた、と言います。

それから40数年、はたしてセルジオ越後氏の目に日本サッカーはどう映っているのでしょうか。

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