森下仁丹の京都町名入り看板がオークション出品、犯人特定

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突然だが想像してみてほしい。
文化は守っていくことに意義があり、その場所に存在することで価値があります。

京都の町には、森下仁丹株式会社が広告を兼ねて設置した「町名看板」が数多く残っています。その看板が2014年末から相次いで無くなっており、転売目的で誰かが盗んだものとみられています。

森下仁丹の京都町名入り看板が盗難被害続出、古物商に転売か
突然だが想像してみてほしい。 住民が大切にしているものが転売目的で盗まれていく実態を。 京都の町には、森下仁丹株式会社が広告を兼ねて設置した「町名看板」が数多く残っています。その看板が2014年末から相次いで無くなっており、転売目的で誰かが盗んだものとみられていま...

盗まれたと思われる「仁丹町名看板」のうち1枚が、2015年2月上京区の住民男性の手元に戻ってきました。インターネットオークションに「開始価格8万円」で出品されていることを見つけた男性の知人が機転を利かし、京都府警上京警察と連携して取り戻すことに成功しました。

男性はほとぼりがさめたころに元の場所に掲げると言っておられます。

もし、インターネットオークションなどで「仁丹町名看板」を見かけることがあれば、京都府警や最寄りの警察にご連絡をお願い致します。

京都府警情報提供フォーム
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/jouhouteikyoufo-mu.html

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犯人特定の経緯

インターネットオークションの「質問コーナー」では、出品された「仁丹町名看板」の盗難を疑う質問が多数寄せられていましたが、「出品者」は「祖父母が商店をしていた時代に家屋に付いていたもの」であると回答し、「テレビ報道や盗品リストで疑われることが多いです」とも記載をしていました。

住民男性の知人が落札するふりをして出品者と連絡を取り合い、口座番号などの情報を入手し京都府警に情報を提供し、出品者の特定に至りました。

「仁丹町名看板」を盗んだのは上京区に住む70代とみられる男で、2月10日夜に住民男性のところに謝罪に訪れ、「インターネットオークションで売れると知り、金もうけになるかと思った」と話しおり、事情を知らない自分の息子に手続きをさせたということです。

住民男性は、謝罪を受け「仁丹町名看板」が戻ってきたことで被害届を出しませんでした。「仁丹町名看板は祖父の代からあり、無くなって初めて大切さが分かった。文化財というと大げさだが、表示板はみんなに見てもらう物だと改めて思った」と語っておられます。

「仁丹町名看板」の愛好家グループ「京都仁丹樂會(がっかい)」の立花滋代表(77)は「流通させたら必ずばれる。他にも盗んだ人がいるなら今のうちに返してほしい」と話されました。

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