消費生活センターにアダルトサイト関連相談が年間10万件

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突然だが想像してみてほしい。
困ったことは慌てず自分だけで解決しないことが重要。

国民生活センターは4月23日、2014年度に寄せられたアダルトサイトに関する相談件数が過去最多の10万6279件となり、初めて年間10万件を超えたことを発表しています。

男女を問わず相談が寄せられており、60歳以上の相談も増えているといい、「不用意にサイトへアクセスしない、「業者に決して連絡しない」、「最寄りの消費生活センターに相談する」と注意を呼び掛けています。

相談内容は「有料だと思わずサイトを見ていると料金の請求画面が表示されたが、支払う必要があるのか」など、業者に支払う前の相談が多く見受けられています。またスマートフォンでのサイト閲覧からの相談も目立ってきており、「業者の問い合わせ先に電話をしたら、支払うよう強く言われたので、焦って支払ってしまった」など、実際に被害が出ているケースも少なくありません。

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スマートフォン相談件数の増加

アダルトサイト閲覧に関する相談は毎年多数寄せられており、2014年度は10万6279件の相談があり、そのうち4万7515件がスマートフォン利用時の相談でした。

スマートフォン利用時の相談は、2013年には2万8377件、2012年には1万2022件と年々増加傾向となっています。
相談の男女比をみると2009年には男性が73.2%、女性が26.8%でしたが、2014年には男性67.9%、女性32.1%と女性の比率も伸びています。特にスマートフォン利用時に限ると、男性は61.5%、女性は38.5%にまで達しています。
また60歳以上の比率は、2009年が60歳以上が7.6%でしたが、2014年には21.3%にまで大きく伸びており、年代の広がりが感じられます。

他にも、「お金をすでに支払ってしまった」という相談が3802件、1件あたりの平均既払い額は約27万円となっています。

相談事例

「有料アダルトサイトの利用料が払われていない」というメールがスマートフォンに届き、驚いてサイト業者に電話をしたところ、「昨年に登録されている」と言われ業者に言われるがまま25万円を計三回、また別会社からも請求があり90万円を複数回に分けて支払ったという事例が報告されています。

「支払わなければならないとパニックになってしまった」こと、業者に電話してしまったことが被害につながっています。

また、他の事例として歌手の動画を見ようと動画サイトを閲覧していると18歳以上の年齢確認画面が表示され、ボタンを押してしまうとアダルトサイトの会員登録完了画面が表示され、「誤操作の場合は24時間以内に連絡するように」との記載に従い電話をしたところ、「利用料金は無料だが登録料金9万9000円の支払い義務がある」と言われたという相談がありました。

不審に思い警察に電話での相談をし、金銭の被害には至りませんでした。

これらの事例を踏まえ国民生活センターでは、アダルトサイトには不要にアクセスしないこと、年齢や利用規約を数回クリックさせ、登録に至るケースが多くみられているとしており、「はい」や「いいえ」のボタンがあるとき、「再生ボタン」を複数回押させるときは有料であることが多いと報告されています。

身に覚えのない金額の請求画面を表示し、電話やメールで連絡するように求められる画面が表示されていても決して連絡しないことが重要です。連絡してしまうことで、業者から請求を強く求められるだけでなく、電話番号や名前等、個人情報を業者に教えてしまうことにもつながります。

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