「羽田空港まで来て」地方高齢者を狙うオレオレ詐欺が急増

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突然だが想像してみてほしい。
自分だけは大丈夫、自分の親は大丈夫と安心せずに連絡はこまめにすること、ちょっとした合言葉でも決めておくことが望ましい。

「オレオレ詐欺」などの振り込め詐欺の新たな手口として、地方の高齢者を標的に、東京在住の親族を装って金銭を無心し、羽田空港(東京都大田区)まで呼び出して現金をだまし取る事件が2015年に入り相次いでいます。
詐欺グループに急かされて飛行機に飛び乗り、冷静さを取り戻す間もなく大金を失う高齢者が目立つといい、警視庁では注意を呼び掛けています。

警視庁によると、首都圏を拠点とする詐欺グループが、新幹線などで高齢者を東京に呼ぶ「上京型」の手口は2014年から目立ち始めたといい、2015年に入って「飛行機で羽田空港」というパターンが確認されていました。

警視庁の発表では3月4日までに未遂も含めてすでに13件の被害があり、北海道、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎から70~80代の男女が呼び出されて羽田空港まで上京し、総額約2,510万円の被害が出ています。

「詐欺グループが電話を受けた高齢者をすぐ空港に行かせるのは、だまされたと気付く時間や心理的余裕を与えないためだろう。詐欺グループにとっては東京にいながらにして現金をだまし取れるメリットもある」と指摘しており、「高齢者の方は、航空機に乗り込む前に自分から息子に電話し、だまされていないか確認してほしい」と呼びかけています。

<オレオレ詐欺>羽田空港に来て…地方高齢者狙う新手、急増
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150325-00000051-mai-soci

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「羽田空港まで来て」

2月12日に羽田空港のロビーで、70代の女性が落ち着かない様子で周知を見回していました。航空会社の女性社員が声をかけると、「息子にお金を渡すために熊本から上京してきた」と説明したといいます。

この日、女性宅には「息子」を名乗る男から「同僚と会社の金2,000万円を使い込んでしまった。明日までにお金を用意しないと会社に発覚する」と電話があったといい、息子の危機を救うために夫と急きょ飛行機で遠く羽田空港まで駆けつけていたのでした。

羽田空港に到着すると、「息子」を名乗る男は携帯電話で「東京モノレールの新整備場駅(大田区)まで来てほしい」と新たな指示を出しています。

声を掛けていた航空会社の女性社員は不審に思ったのか、電話を代わると待ち合わせ場所が「京急蒲田駅(大田区)」に変更となります。念のためにと羽田空港内の交番に女性を連れて行った結果、本当の息子と連絡が取れ、だまされていたことが発覚し事なきを得ました。

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