高速道路サービスエリア、「ウエルカムゲート」で一般道から利用

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突然だが想像してみてほしい。
高速道路のサービスエリア、高速道路に乗らずとも利用できると知っていましたか?

近年は高速道路のサービスエリアやパーキングエリアが充実し、グルメ雑誌や観光雑誌に取り上げられるなど、もはや休憩所だけではなく目的地そのものになっていることもあるようです。

「でもサービスエリアやパーキングエリアに行くために高速道路を利用するのはちょっと」、という方にも嬉しいのが「ウエルカムゲート」です。

「ウエルカムゲート」はサービスエリアやパーキングエリアにある施設を一般道からでも利用できるようにと設けられて出入り口のことで、地域のふれあいの場やレストランの人気メニューを気軽に楽しむ、地元農家が野菜を販売するなどさまざまに活用されて好評を得ています。

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ウエルカムゲート

「ウエルカムゲート」は、もともと西日本高速道路(NEXCO西日本)管内のサービスエリアやパーキングエリアで働く従業員専用の出入り口を一般に開放したもので、サービスエリアやパーキングエリアを地域活性化にいかそうと導入が進んできました。

同様の試みは東日本高速道路(NEXCO東日本)管内や中日本高速道路(NEXCO中日本)管内にも存在し、NEXCO中日本では「ぷらっとパーク」の名称で呼ばれ、NEXCO東日本については特に名称はなく「お客様入口」などとなっています。

ウエルカムゲートからは高速道路本線への車両出入りはできず、一般道側に駐車場が設けられ、徒歩によりサービスエリアやパーキングエリアの施設やトイレなどを利用できるようになっています。

NEXCO西日本によると、現在は42のサービスエリアやパーキングエリアに「ウエルカムゲート」が設置されており、開閉時間はそれぞれで異なり24時間開放しているところと時間により閉鎖する場所があります。

ウェルカムゲート:NEXCO西日本

ぷらっとパーク:NEXCO中日本

地元農家の野菜販売や避難場所として利用

大分道下り線の山田サービスエリア(福岡県朝倉市)では、近くに住む地元農家らが育てた野菜や生花を扱う販売コーナーが常設されています。

夏場にはオクラ、ピーマン、かぼちゃ、桃が並び、秋には特産品のぶどう、柿など果物も充実しており、2012年11月にウエルカムゲートが設置されてからは、地元の農産物を目当てにサービスエリアに立ち寄る利用者も増え、また「近所にあるレストランやカフェ」のひとつとしてサービスエリアの施設を利用する近隣住民も広がってきているといいます。

ほかにもウエルカムゲートによっては集会場や避難場所としても活用されており、2013年に発生した九州北部豪雨災害では被災地域に近い九州道広川サービルエリア(福岡県広川町)が復興をアピールするイベントの開催場所となり、沖縄道伊芸サービスエリア(沖縄県金武町)は災害時の一時避難場所として地元自治体と協定を結んでいます。

NEXCO西日本ではは「ウエルカムゲートによって、サービスエリアやパーキングエリアごとの特色が生まれ、さらに地域に親しんでもらっているようだ」と効果を実感しています。

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