「ラグビーワールドカップ2015」イングランド大会を見逃すな

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突然だが想像してみてほしい。
世界一を決める4年に一度のラグビーの祭典が幕を開けるということを。

4年に一度の祭典、ラグビーワールドカップ2015イングランド大会が9月18日にいよいよ開幕します。1991年の第2回大会以来、24年ぶりに開催国となったイングランドはラグビーの発祥地であり、「聖地」での優勝を目指し20か国が争いを繰り広げます。

また、次回2019年のワールドカップは日本で開催されることが決定しており、ホスト国に恥じない結果を残すためにも、このイングランド大会で世界と戦える力を蓄えていくことが大切でしょう。

前回の2011年、オーストラリア大会で優勝し「世界最強」を誇るニュージーランドが連覇を果たし3度目の栄冠を手にするのか、ホスト国イングランドが2003年のニュージーランド大会以来の2度目の優勝を飾るのか、南アフリカ、オーストラリアといった強豪国もひしめき、優勝の栄誉「ウェブ・エリス・カップ」を手にするのは果たしてどの国になるのでしょうか。

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ラグビーワールドカップ2015

ラグビーワールドカップ2015イングランド大会は9月18日に開幕、10月31日に決勝戦が行われ、全48試合が予定されています。

イングランド大会の出場国を決める予選は、開催国であるイングランド、前回2011年オーストラリア大会のベスト12か国が予選を免除されており、ヨーロッパ2、南北アメリカ2、アフリカ1、アジア1、オセアニア1の出場権に加え、最終プレーオフ枠としてヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジアでそれぞれ次点となった4チームでの争いにより、合計20か国で出場権を獲得しました。

本大会は出場20か国を、2012年12月2日時点での世界ランキングをもとに5か国ずつの4プールに分けて一次リーグが行われます。

一次リーグの上位2か国が決勝トーナメントに進みます。

※国名の後の数字は2012年12月3日時点でのIRBランキング

  • プールA
  • オーストラリア (3)
  • イングランド (4)
  • ウェールズ (7)
  • フィジー (11)
  • ウルグアイ (20)
  • プールB
  • 南アフリカ共和国 (2)
  • サモア (8)
  • スコットランド (10)
  • 日本 (13)
  • アメリカ合衆国 (18)
  • プールC
  • ニュージーランド (1)
  • アルゼンチン (9)
  • トンガ (12)
  • グルジア (16)
  • ナミビア (24)
  • プールD
  • フランス (5)
  • アイルランド (6)
  • イタリア (14)
  • カナダ (15)
  • ルーマニア (17)

日本代表の予選リーグ日程と対戦相手

日本代表の予選リーグの日程は、初戦が9月20日(日)0時45分から南アフリカ共和国戦、9月23日(水)22時30分からスコットランド戦、10月3日(土)22時30分からサモア戦、10月12日(月)4時00分からアメリカ合衆国戦となっています。

南アフリカ共和国

  • 日本との試合日時:9月20日(日)0時45分
  • 対日本国際試合対戦成績:初対戦

南アフリカ共和国は世界ランキング(8月31日時点)4位の強豪で、ワールドカップには6大会連続6度目の出場です。第1回、第2回は「アパルトヘイト」により国際社会から制裁を受けており不参加でしたが、ネルソン・マンデラ氏が大統領に就任し「アパルトヘイト」が終わったことにより国際舞台に復帰します。

第3回大会は南アフリカ共和国で初めて開催され、初出場で初優勝を果たすという快挙を成し遂げました。以後の大会でも安定した成績を残し、2007年の優勝も含め2度の優勝、通算成績25勝4敗と素晴らしいもの成績を収めています。

スコットランド

  • 対日本試合日時:9月23日(水)22時30分
  • 対日本国際試合対戦成績:全8戦 日本の1勝7敗

スコットランドは世界ランキング(8月31日時点)10位ながらも、これまでのワールドカップに8大会連続8度の出場を誇り、2011年大会では予選リーグで敗退したものの、それまではいずれもベスト8以上に進出しています。ワールドカップでの通算成績は19勝13敗1分、けして楽な相手ではありません。

また、1871年にイングランドと最古のテストマッチを戦い、ラグビー史上初のテストマッチ(国際試合)に勝利した国としても知られており、歴史のあるチームです。

サモア

  • 日本との試合日時:10月3日(土)22時30分
  • 対日本国際試合対戦成績:全14戦 日本の3勝11敗

サモアは世界ランキング(8月31日時点)12位で、第1回大会こそ出場を逃しましたが、以後7大会連続7度の出場を果たしており、ベスト8が最高の成績となっています。

ワールドカップ通算成績は11勝13敗、直近の3回は予選リーグでの敗退が続いていますが、日本にとって楽な相手ではありません。

アメリカ合衆国

  • 日本との試合日時:10月12日(月)4時00分
  • 対日本国際試合対戦成績:全22戦 日本の8勝13敗1分

アメリカ合衆国は世界ランキング(8月31日時点)16位で、第3回大会は予選で敗退し出場を逃したものの、5大会連続7度目の出場です。

アメリカではアメリカンフットボールが盛んで、他にも野球やバスケットボール、アイスホッケーなど人気を誇るスポーツがあり、ラグビーはマイナースポーツとして扱われています。

ワールドカップ通算成績は3勝18敗、出場したいずれの大会でも予選リーグでの敗退となっていますが、3勝のうち2勝は日本から挙げたもので、スポーツ大国としての意地を見せてくることでしょう。

日本

日本は世界ランキング(8月31日時点)14位と、同じプールに属する国の中でも5か国中4番目、またランキング下位もアメリカ合衆国で、ワールドカップでの対戦では2戦2敗と苦しい戦いを強いられることは間違いありません。

ワールドカップ通算成績は1勝21敗2分です。

ラグビーのポジション

ラグビーは15人がプレーヤーとしてフィールドに立ちます。大きく分けてスクラムを組むフォワード(FW)が8人、攻撃を主に担うバックス(BK)7人で構成されます。

フォワード(FW)

フォワードの選手はスクラムを組むなど、試合ではボールを獲得することが一番の役割です。敵チームと激しくボールを奪い合うために、屈強な肉体を誇るパワーのある選手がこのポジションを占めています。

プロップ(PR/1番、3番)

最前列の両端でスクラムを組み、スクラムの職人としてパワーがあることが求められるポジションです。

  • 日本代表選手:畠山健介(サントリー)、山下裕史(神戸製鋼)、三上正貴(東芝)、稲垣啓太(パナソニック)

フッカー(HO/2番)

最前列中央でスクラムを組みスクラムをコントロールし、スクラムハーフが投げ入れたボールを足でひっかけ(フック)後ろにかき出します。ラインアウト時にはボール投入者となります。

  • 日本代表選手:堀江翔太(パナソニック)、木津武士(神戸製鋼)、湯原祐希(東芝)

ロック(LO/4番、5番)

スクラムで2列目の左右を担い、キックオフやラインアウトではボールを空中で奪い合う役割から高身長で巨体の選手が多くなっています。強くて頼りになる男の象徴という理由から、「ラグビー王国ニュージーランドでは、少年はロックを目指す」と言われています。

  • 日本代表選手:大野均(東芝)、真壁伸弥(サントリー)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、アイブス・ジャスティン(キヤノン)、トンプソン・ルーク(近鉄)

フランカー(FL/6番、7番)

スクラムでは第3列の側面につき、相手のサイド攻撃を止めるなど俊敏さと運動量が要求されるポジションです。激しいタックルで相手のボールを奪い取り、チームメイトが捕まったポイントへ瞬時にサポートするFWの花形ともいえるでしょう。

  • 日本代表選手:ツイ・ヘンドリック(サントリー)、マイケル・ブロードハースト(リコー)、リーチ マイケル(東芝)

ナンバーエイト(NO8/8)

スクラム最後尾中央を担い、FWのリーダーです。攻守の要となる重要な役割で、世界では「エイトマン」とも呼ばれ、最も総合的なスキルを必要とされるスーパーマン的存在でチームのキャプテンとなるケースも多いようです。

  • 日本代表選手:ホラニ龍コリニアシ(パナソニック)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)

バックス(BK)

バックスはフォワードが獲得したボールを前に進めていき、得点につなげるのが役割です。体格的にはフォワードには劣るものの、足が速くパスやキックなどのテクニックに優れた選手が多くなっています。

スクラムハーフ(SH/9番)

スクラムにボールを投げ入れ、出てきたボールを味方に繋ぐという、パスセンスや素早い判断力が求められます。常にボールと一緒に動き回り、攻撃のリズムを作るのがスクラムハーフ(SH)の仕事です。

  • 日本代表選手:田中史朗(パナソニック)、日和佐篤(サントリー)

スタンドオフ(SO/10番)

フォワードとバックスの中間に立ち、パスか、ランか、キックか、と攻撃の方針を選択するプレーメーカーです。パスやキックの技術が高い選手が務めます。

  • 日本代表選手:小野晃征(サントリー)、廣瀬俊朗(東芝)、立川理道(クボタ)

センター(CTB/12番、13番)

スタンドオフ(SO)からのパスを受け、縦に走ったり、ロングパスをしたりとチャンスを広げるのが主な仕事で、スピードとパワーを兼ね備えた切り込み隊長的な役割を担います。

  • 日本代表選手:田村優(NEC)、クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、マレ・サウ(ヤマハ)

ウイング(WTB/11番、14番)

チームメイトが繋いだボールをトライする「トライゲッター」としてラグビーの華ともいえるでしょう。ラインの最も大外にてパスを貰い、ライン際を駆け抜けトライを取りに行くことこそがこのポジションの役割で、スピードと巧みなステップは見どころです。

  • 日本代表選手:福岡堅樹(筑波大学)、藤田慶和(早稲田大学)、山田章仁(パナソニック)、カーン・ヘスケス(宗像サニックス)

フルバック(FB/15番)

全体の最後尾に位置するポジションで、身体能力の高い者が務めることが多く、バックスを統率するなど広範囲な役割を求められ、キックの技術は不可欠とされています。

  • 日本代表選手:松島幸太郎(サントリー)、五郎丸歩(ヤマハ)

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