ラグビー日本選手権、ヤマハ発動機ジュビロが悲願の初優勝!

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突然だが想像してみてほしい。
入替戦も経験したラグビーチームが、低迷から這い上がり頂点を手にしたということを。

ラグビーの第52回日本選手権決勝が2月28日東京・秩父宮ラグビー場で行われ、トップリーグ準優勝のヤマハ発動機ジュビロがトップリーグ5位のサントリーサンゴリアスを15-3のスコアで下し、悲願の初優勝を遂げました。

ヤマハ発動機ジュビロは前半7分にマレ・サウ選手の突破力をいかし先制トライ。13分には五郎丸歩選手がペナルティーゴールを決めてリードを広げました。サントリーサンゴリアスも20分にトゥシ・ピシ選手のペナルティーゴールで反撃を見せますが、ヤマハは26分にも中園真司選手のトライでリードを広げ前半を終えました。

後半は、五郎丸選手が危険なプレーにより10分間の一時的退出処分を受け苦しい場面もありましたが、粘り強いディフェンスと集中力を最後まで維持しサントリーの攻撃を防ぎ切りました。

ヤマハは2014-2015シーズン、トップリーグのプレーオフでも決勝に進出。パナソニックワイルドナイツに惜しくも敗れ準優勝に終わりましたが、日本選手権で悲願の日本一タイトルを獲得しています。

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清宮克幸監督「今季ベストゲーム」

ヤマハ発動機ジュビロの清宮克幸監督(47)は、「今季のベストゲーム。ヤマハスタイルを貫きアグレッシブに戦った」と話し、就任4年目で大きな成果を上げました。

2輪車世界2位、船外機は世界最大手のヤマハ発動機は、2009年12月期決算で2,161億円もの赤字を計上し、国内工場の縮小、800人規模の希望退職を募るなど会社経営の見直しを進めた一環で、ラグビーチームも2010年度からプロ契約選手をなくしコスト削減を図りました。

その年のトップリーグでは11位に低迷し、下位リーグの九州電力キューデンヴォルテクスと入替戦を経験することにもなりました。

低迷を打開すべくヤマハの再建を託されたのが、大学ラグビーの名門である早稲田大学や、日本選手権決勝の対戦相手でもあったサントリーを優勝に導いた清宮克幸監督でした。

清宮監督はラグビーに絶対不可欠な強い肉体づくりを目指し、アトランタオリンピック男子レスリング銅メダリストの太田拓弥さん(45)らをコーチに招いて体幹を徹底的に鍛えていきました。

「戦術を変えただけではチームは変わらない。体をつくる人、メディカル、マネジャー、全員で勝ち取った日本一。」と清宮監督は支えてくれた裏方スタッフへの感謝を口にしています。

責任を果たした清宮監督は「勝つことを期待して私に監督を任せてくれた。やっと歓喜の写真が撮れた」と安堵の表情を浮かべておられました。

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