ラグビー田中健太選手、ドーピング違反で3カ月の資格停止

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突然だが想像してみてほしい。
様々な事情はあれど、薬物の使用には万全の注意を払わなければなりません。

日本ラグビーフットボール協会は2月19日、ラグビートップリーグ所属クボタスピアーズのCTB田中健太選手(26)について、日本アンチ・ドーピング機構からドーピング防止規則違反により3カ月の資格停止処分という制裁措置を受けたことを発表しています。

田中健太選手はドーピング検査で、禁止物質「ツロブテロール」が検出されており、資格停止期間は昨年からにさかのぼり、2014年12月17日から2015年3月17日までとなっています。

あわせて、トップリーグ2014-2015においての個人成績は失効する措置が課せられています。

ジャパンラグビートップリーグの高島正之チェアマンは、「日本最高峰リーグであり、模範となるべきトップリーグの選手がドーピング防止規則違反で資格停止処分となったことは残念」としており、「厳粛に受け止め再発防止に努め、選手、スタッフ、関係者への指導徹底を行う」とコメントを発表しています。

ドーピング防止規則違反に対する処分について
(クボタスピアーズ 田中健太選手)
http://www.rugby-japan.jp/news/2015/id30871.html

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ドーピング検査で検出された「ツロブテロール」

2014年11月29日に行われたトップリーグ2014-2015第7節「クボタスピアーズ対コカ・コーラレッドスパークス」の試合で、田中健太選手から検出された「ツロブテロール」は「2014年禁止表国際基準」において、興奮作用や筋肉増強作用があるため禁止物質とされており、暫定的な資格停止処分を受けていました。

検出された「ツロブテロール」は、田中選手長男の気管支炎治療薬として処方されていた「ホクナリンテープ」に含まれていました。

「ホクナリンテープ」は経口薬ではなく、胸や背中、上腕部の皮膚に直接貼って使う薬で、テープから薬の成分が少しずつ溶け出して皮膚から体の中に浸透し、血管を通して気管支が縮まないようにする効力があります。

田中選手自身も喘息症状に苦しんでおり、自身の喘息症状緩和のため「ホクナリンテープ」を使用したとのことで、あくまでも治療目的であったことは認められています。

田中選手はドーピング検査の対象となるスポーツ選手であることを明らかにしたうえで医師の診察、薬の処方を受けており、チームトレーナーにも確認を行うなど禁止薬物の使用を避けようとした姿勢は見られるものの、経口薬ではないことから禁止薬物が含まれている可能性を考慮せず、また専門家にも確認しなかったという安易な判断について処分決定に至っています。

1回目の違反であることや、あくまでも治療目的という事情が考慮され、3カ月の資格停止処分が妥当という判断になっています。

田中健太選手

生年月日 :1988年3月18日(26)
身長/体重:174cm / 93kg
出身   :兵庫県
出身校  :関西学院大学

喘息は呼吸困難や過呼吸にも繋がり、非常につらい症状となります。喘息と戦い、トップリーグで活躍するまでに至った田中健太選手の復帰後の活躍を期待しましょう。

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