携帯電話の普及で「3桁電話番号」サービスが終了へ

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突然だが想像してみてほしい。
終わるサービスもあれば始まるサービスもある。

電話番号で3桁の特別な番号というと、警察の110番、火事や救急の119番が広く知られています。他にも電話番号案内の104番や時報の117番、天気予報の177番もご存知でしょう。

NTTでは、他にもいくつかの3桁番号サービスを用意していますが、2015年7月末をもって終了するサービスがいくつかあるのを知っていたでしょうか。

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2015年7月末にサービス終了する3桁番号サービス

2015年7月末にサービスを終了する3桁番号サービスは、100番、102番、106番、108番となっています。あまりなじみのない番号かもしれませんが、携帯電話やスマートフォンが普及するまでは便利に利用されていたサービスでもあります。

まず、100番は「オペレータがお客様と通話先をおつなぎし、通話終了後、お客様に通話料金・通話時分を通知するサービス」として使用されていました。こちらは一般にはあまり使用されることはなかったのではないでしょうか。

102番は「非常扱い・緊急扱い通話」として、「天災事変などの発生時、あらかじめ登録された機関からの非常扱いや緊急扱い通話のお申込みに応じて、オペレータが一般の通話に優先しておつなぎするサービス」となっています。こちらも一般には広く知られていないサービスだと思われます。

106番は「コレクトコール」として、「通話先による料金負担での通話を希望するお客様からの発信を、通話先の支払い承諾を確認の上、おつなぎするサービス(オペレータが受付)」で、電話をかけた側ではなく、電話を受けた側に通話料金が発生する仕組みです。このサービスは公衆電話などでも利用でき、サラリーマンなど会社への連絡時などで広く活用されていたサービスです。

108番は「自動コレクトコール」で「通話先による料金負担での通話を希望するお客様からの発信を、通話先の支払い承諾を確認の上、おつなぎするサービス(自動応答装置が受付)」となっており、こちらも106番同様に出先から電話をする必要がある際には便利なサービスでした。

いずれも携帯電話やスマートフォン、インターネット等を利用した情報収集・伝達手段が多様化したことなどにより、これらのサービスの利用者が年々減少していたようで、今回の終了決定へとつながりました。

すでに現在の20代には「コレクトコール」というサービスに馴染みもなく、言葉すら知らないという世代になっているのではないかと思われ、今回のサービス停止は仕方のないことかもしれません。

知ってる?こんな3桁番号サービス

警察の110番、火事や救急の119番、電話番号案内の104番、時報の117番、天気予報の177番は認知度の高い3桁番号サービスだと言えるでしょうが、他にも3桁番号サービスは存在しています。

※NTTが提供するサービスであり、マイラインなどで別の会社と契約している場合には使用できない番号もあります。

113番は「電話の故障」を調べてくれるサービスで、「受話器を取っても発信音が聞こえない」、「話し中に雑音が入る」などの場合に利用することができます。

114番は「話し中調べ」で、相手先の電話お話し中かどうかをコンピュータが自動で調査し、結果を知らせてくれます。固定電話の場合、受話器を正しく置台にセットしないと通話が切れず、本当に話し中なのか、受話器が外れている状態なのかがわからないことがあり、そのような場合に便利なサービスです。

115番は「電報の申し込み」サービスです。現在はインターネットでも受付されており、こちらも将来的には無くなっていくのかもしれません。

116番は「電話の新設・移転・各種ご相談」で、固定電話を持つことがなくなってきた若い世代にはなじみがない番号かもしれません。

118番は「海上の事件・事故の急報」で、海上保安庁へとつながります。

171番は「災害用伝言ダイヤル」として、地震などの災害発生時にのみ利用できる伝言ダイヤルです。災害時には多くの方が一斉に電話をかけるため、電話がかかりにくくなるため、災害用伝言ダイヤルを利用して、家族間の安否確認や集合場所の連絡などに利用することが可能です。

1995年に発生した「阪神・淡路大震災」を教訓として開発されたサービスで、毎月1日・15日など体験利用ができるようになっています。体験利用をし、家族間での連絡に使用できるよう確認しておくことが重要です。

136番は「ナンバーお知らせ」サービスとなっており、最後にかかってきた電話の日時と相手の電話番号を知らせする有料のサービスです。こちらもナンバーディスプレイや携帯電話の普及により消えていく運命のあるサービスかもしれません。

159番は「空いたらお知らせ」サービスで、電話をかけた相手が話し中のとき、相手の電話が終わり次第、通常と異なる呼び出し音でお知らせするサービスです。

過去に廃止となった3桁番号サービス

11年前の2004年に終了した3桁番号サービス「107番」が何かを知っている人はいるでしょうか。

答えは「列車電話」で、新幹線などに乗っている人に電話をかけることが出来ました。

一般電話から107番へ掛け、オペレーターに列車番号と相手の名前を伝え一旦電話を切り、列車側では客室販売員が相手を呼び出し、10分後にオペレーター側から電話を受けて通話する仕組みで、手数料は100円となっていました。

無くなる番号があると同時に、新たな番号が今後割り当てられる可能性もあり、どのような形で電話がいかされていくのかも楽しみですね。

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