任天堂が健康事業参入、新端末は眠りや疲れを測れる健康支援

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突然だが想像してみてほしい。
ゲームの世界を制した大企業が新しい分野に挑戦することを。

任天堂が新しい分野・新しい事業に挑もうとしています。次に柱とすべく目指しているのは健康事業で、眠りや疲れを測る新しい端末を開発し、スマートフォンやパソコンと組み合わせることで生活改善をサポートする健康支援サービスを始める、と岩田聡社長が語っています。

任天堂、眠り・疲れ測る新端末 岩田社長が描く健康事業
http://www.asahi.com/articles/ASH245W3SH24PLFA00J.html?iref=com_alist_6_03

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新端末「QOL(Quality of Life)センサー」

任天堂が提供する端末は「QOL(Quality of Life)センサー」を備え、「Five Non」で自動計測を行うもの、としています。

つまり、利用者は「Five Non」、5つの作業をすることなく、睡眠時に健康状態を測定することが出来るようになります。

  • 身に着ける必要がない
  • 体に触れる必要がない
  • 操作の必要がない
  • 測定を待つ必要がない
  • 設置の手間がない

健康状態を測定する端末、睡眠状態を監視する端末はこれまでにも登場していますが、決定的な端末が存在しているとはいいがたい状態です。その理由として、任天堂は「お客様に何らかの努力を要求する構造になっていて、継続が難しかったからではないか」と考えています。

確かに、新しい機械を手に入れた時は、楽しくて設定をしてみたり、結果を眺めることにわくわくする気持ちがありますが、日が経つにつれ設定が面倒になったりすることで継続に至らないことが多々あるのではないでしょうか。

何もしなくてよい、ただ枕元に置くだけで良い、というのは大きなメリットとなる可能性があるのかもしれません。

面白いゲームをするために、早く宿題を終わらせる、早く仕事を終わらせる、早く家事を終わらせる、といったことがあったように、過去に積み上げたノウハウがどこまでいかされるのか、お手並み拝見です。

任天堂の未来

任天堂の岩田聡社長は「ゲーム機にこだわる必要はない」と話し、現在の任天堂の主力であるゲーム事業とは別に健康事業を柱として育てていく考えを示しています。

2014年に岩田社長は健康支援サービスを始めると表明し、まずは睡眠時に枕元に置くこととで、身体の動き・心拍・呼吸を図り利用者の健康を管理する新端末を2015年中に売り出すとしています。

この新端末で集めたデータを分析することにより、利用者に合わせた食事や運動を提案するというサービスを提供したいと考えておられます。

また、インターネットを通じてデータを管理することで、離れて暮らす家族の見守りサービスとしても機能させる考えを示し、「従来のゲーム事業で培ったノウハウをいかし、三日坊主にならず楽しんで続けられるものにする」と岩田社長は話しておられます。

健康事業サービスでは、ゲーム事業でターゲットとしていた小学生・中学生ではなく、新しい顧客を開拓する必要があるのは明白です。

健康を気に掛ける30代以降の世代は、小さなころから任天堂のゲームで育った世代ともいえ、抵抗感なくサービス受け入れられる可能性はあるでしょう。

また、見守りサービスを利用するようなお年寄りに関しては、馴染みが薄いものであることから、いかにわかりやすくシンプルに作り上げるかが問われてくるものと思われます。

岩田社長は「ゲームを連想させるものとは一定の距離を保つ」といい、健康支援事業のほかにも教育分野にも進出を考えていると言います。

誰にでも使えるゲームを追求した任天堂の新たなる挑戦に注目しましょう。

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