10月は毒キノコ注意、触るだけで危険な「カエンタケ」も各地で発見

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突然だが想像してみてほしい。
いかにも怪しいものだけでなく、美味しいものとそっくりな毒キノコもある。

秋が近づき味覚を楽しませてくれる美味しいものがたくさん出回るようになりました。しかし、10月は毎年毒キノコによる食中毒の件数が最も多い時期で、2014年は12件41人、2013年は19件56人、2012年は51件155人と年間事件数と患者数の50%異常が10月に発生しています。

中でも「カエンタケ」は極めて高い毒性を持ち、食べると死に至ることもあるだけでなく、触るだけでも皮膚の炎症を引き起こすとても危険なものです。

表面はオレンジ色から赤色をしており、細長い円柱状または棒状の形が特徴で、まるで土から手の指が出ているような数センチから20センチほどキノコです。その姿は図鑑に載るような毒キノコそのものですが、「口にしないから安心」とばかりに興味本位で触らないように注意することが必要です。

カエンタケ:厚生労働省

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カエンタケの毒性

「カエンタケ」を誤って口にしてしまった場合、少しでも早く吐くようにしましょう。 食後10分前後の短時間で症状が現れるため、素早い対応が必要です。

初期は消化器系への症状が強く、腹痛や嘔吐、下痢を引き起こし、その後、目まいや手足のしびれ、呼吸困難、言語障害など症状は重くなっていき、肝不全・腎不全・呼吸器不全といった多彩な症状が現れ死に至ることがあります。

また、幸いにも回復したとしても、小脳萎縮、言語障害、運動障害、脱毛や皮膚の剥落などの後遺症が残ってしまうこともあります。

手に触れてしまった場合でも皮膚炎を引き起こす可能性があるため、石けんを使用して充分に洗浄する必要があります。

触れただけの場合、症状が現れるのは数時間後となりますが、カエンタケに触れた手で目や口に触れないようにして、もし石けんなどがすぐに使いない場合でも応急処置としてお茶や水でよく洗い流すことが大切です。目や口についても水で十分に洗浄しておきましょう。

いずれの場合においても、応急処置後は速やかに医師の診察を受けるのが重要です。

キノコの素人判断は危険

食用と間違えやすい毒キノコの例として、「ウラベニホテイシメジ」、「ホンシメジ」、「ハタケシメジ」とよく似ている「クサウラベニタケ」や、「ヒラタケ」、「ムキタケ」、「シイタケ」に似ている「ツキヨタケ」、「ナメコ」、「クリタケ」、「ナラタケ」、「ナラタケモドキ」に似ている「ニガクリタケ」などが挙げられます。

いずれも嘔吐や下痢といった症状が現れ、「ニガクリタケ」においては重症の場合、死に至ることもあります。
毎年、全国各地で毒キノコによる食中毒が発生しており、キノコ狩りで食中毒を起こさないように注意が呼び掛けられています。

図鑑や写真だけで勝手に判断せず、キノコをよく知る専門家に意見を仰ぎ、見慣れないキノコは絶対に食べるべきではありません。

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