競馬「菊花賞」追加登録料200万円で参戦したキタサンブラック

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突然だが想像してみてほしい。
高額な追加登録料を支払ってでも挑戦する意味がある。

競馬の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)と続くクラシックのラストを飾る菊花賞は歌手・北島三郎さん所有のキタサンブラックが素晴らしいレースを見せてくれました。北島三郎さんは所有馬初のG1制覇となり、「追加登録料」の200万円を支払って参戦した執念が実りました。

中央競馬のクラシックでは、2歳秋の段階で第1回の登録が行われ、以前は第1回で登録していない馬はクラシックへの出走権は一切なく、オグリキャップなど実績が十分な馬でも出走することは叶いませんでした。

通常登録料は第1回(2歳10月第4金曜)1万円、第2回(3歳1月第4金曜)3万円、第3回(該当レース14日前)36万円で合計40万円を支払うとクラシックレースに参戦でき、クラシック3冠すべてに出走する場合は、40万+36万+36万円の112万円となります。

その後、1992年度より追加登録制度が実施され、第1、2回の登録を行っていない馬でもレース直前の第3回登録のみを行うことでクラシックへの出走が認められるようになりましたが、追加登録料はレースごとに200万円と高額に設定されています。

今回、見事に菊花賞を制覇したキタサンブラックは第1、2回の登録が行われていませんでしたが、皐月賞、東京優駿、菊花賞と3冠すべてに出走しており、追加登録料だけで合計600万円を必要としたことになります。

過去にも追加登録料を支払ってクラシックを制覇した馬は、1999年皐月賞のテイエムオペラオー、2002年桜花賞のアローキャリー、2002年菊花賞のヒシミラクル、2013年優駿牝馬(オークス)のメイショウマンボ、2014年菊花賞のトーホウジャッカルとなり、2015年菊花賞のキタサンブラックで6頭目となりました。

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追加登録料

クラシックであれば通常登録を第1回から順次行っていれば、ひとつのレースで40万円、3冠すべてでも112万円となる一方、追加登録の場合は1レースあたり200万円と大きな差が付けられています。

これは、クラシックが権威のあるレースであるため、安価な追加登録料を設定してしまうと勝負に絡まない、いわゆる記念出走や冷やかし出走がなされるのを排除する意味があると言えるでしょう。

高額な追加登録料を支払ってでも「勝負になる」と出走してくれることが、クラシックの質や権威を保つことに繋がっているとも言えます。

海外でも同様のルールは設定されており、フランスの凱旋門賞ではレースの3日前まで直前登録を受け付けており、その追加登録料は12万ユーロ(約1700万円)と非常に高額となっています。

2013年、日本馬のオルフェーブルが参戦し、あと一歩というところで勝利をさらった「トレヴ」も追加登録料を支払い参戦してきたことは有名です。

また、アメリカ競馬の祭典で様々なブリーダーズカップでは最大で総賞金の20%が追加登録料として設定され、総賞金が500万ドル(約6億円)の「ブリーダーズカップ クラシック」の場合、25万ドル(約3000万円)とこちらも非常に高額に設定されています。

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