「粘らない納豆」の「豆乃香」がフランス進出し大好評

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突然だが想像してみてほしい。
時代に合った変化をできるものが、時代を生き抜いていけるということを。

日本の食卓の定番である納豆といえば糸をひくネバネバが特徴です。しかし「水戸納豆」で知られる生産量日本一の茨城県では、その常識を覆す「粘らない納豆」が開発され注目を集めており、1月にフランスで開かれた食品見本市に出展後、次々と商談が舞い込んでいるといいます。

全国納豆協同組合連合会によると、納豆の日本国内年間消費額はここ10年減少傾向にあります。納豆消費が頭打ちの現状に危機感を持った茨城県と納豆メーカーは、納豆が苦手な人や海外に市場を広げるべく、新たな商品の開発に立ち上がりました。

2014年官民一体で開発された「粘らない納豆」は、「豆乃香」(まめのか)という統一ブランド名で商品化される予定です。通常の納豆よりも糸引きが少なく、箸でつまむと一粒一粒がぽろぽろとこぼれ落ち、粘り気が少ないために豆の香りが引き立つといいます。

「粘らない納豆は」ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」人気を背景に、チーズなどの発酵食品を好むヨーロッパ圏を中心に売り込みがかけられています。

日本での発売時期や価格は現時点では未定となっておりますが、納豆業界の起爆剤となるのでしょうか。

世界へ羽ばたけ!“粘らない”納豆
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/lounge/150225.html

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「粘らない納豆」

「粘らない納豆」の秘密は納豆菌にあるといい、納豆メーカーから依頼を受けた茨城県工業技術センター地場食品部門主任、久保雄司さん(33)が、糸引きのもととなる「ポリグルタミン酸」の生成能力が低い菌の培養に成功しました。

久保雄司は2013年に、通常の納豆菌から自然変異した菌株を培地に植え継ぐ方法を用いて、いくつもの納豆を試作しては糸引きの確認を繰り返す「ひたすら地味で孤独な作業」を100回以上も繰り返したといい、「こんなに反響があるとは思いませんでした」と語っておられます。

糸引きの少ない納豆菌からいち早く商品開発を手掛けた常陸太田市の納豆メーカー「金砂郷食品」の永田由紀夫社長(52)は「『糸を引いてこそ納豆』という声は業界に根強い」、としながらも「納豆の食文化を守るためにも、『オール茨城』で挑戦する最後のチャンス」と新たな一歩を踏み出すことを決意。永田社長らの熱意のある声掛けにより、茨城県内の納豆メーカー7社が商品化に手をあげました。

1月にフランス・リヨンで開かれた食品見本市では、「豆乃香」を使ったバターや煮込み料理などを提案、「納豆」の食材としての可能性を広げ、100件以上の問い合わせがあったといいます。

永田社長はは「海外で日本食が受け入れられているのも、『豆腐』や『しょうゆ』を売り込んできた先人の努力があったからこそ。『納豆』が次世代に選ばれるような付加価値をつけていきたい」と意気込んでいます。

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