コストコは年会費4000円で営業利益のほとんどを稼ぎ出す

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突然だが想像してみてほしい。
小売業が利益を生み出す方法は、物を売るだけではないということを。

アメリカ生まれの「コストコ」、足を運んだことのある人も多いのではないでしょうか。

日本では全国に20店舗、国外10か国約650店舗を構える大手小売チェーン店ですが、大きな特徴として会員制であることが挙げられます。

コストコは年会費4000円を支払うことで会員となることができ、会員であれば「高品質な優良ブランド商品を低価格にて購入することが出来る」と謳っています。広い倉庫型の店舗内にはフレッシュベーカリー、鮮魚・精肉・青果から家電、日用雑貨、ファッションに加えタイヤセンター、フードコートも備えるなど、多種多様な商品が取り扱われています。

広い倉庫型店舗を活かした業務用サイズでの販売を始め、日本の小売りチェーンでは馴染みのなかった会員限定制など、新しい試みが受け入れられ快進撃を続けているといえます。

そのコストコの利益を生み出す仕組みは「年会費4000円の会員制」にあるといっても過言ではありません。

コストコは、なぜ年会費4000円を取るのか
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150130-00059216-toyo-nb

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コストコの利益と年会費4000円の相関

コストコの2014年8月期業績指標によると、売上高などのデータは次の通りです。

  • 売上高 :1102億ドル
  • 会員収入:24億2800万ドル
  • 仕入原価:984億5800万ドル
  • 販管費 :117億5400万ドル

他にも経費や収入はあると思いますが、基本的な部分だけで見るとすると、
売上高 - ( 仕入原価 + 販管費 ) = -1200万ドル
となり、会員収入がなければ利益を生み出していないのです。

つまり、コストコが販売している商品は原価に近い価格で販売していると考えられます。

消費者側から考えると、年に1~2回しか行かない場合は年会費4000円の価値がないのかもしれませんが、月に数度も行くのであればお得感を生み出せるのではないでしょうか。

コストコ側から考えると、徹底的に商品の価格を切り詰めることで消費者に満足感を与えることで、次年度以降も継続して年会費4000円をとることが何よりもメリットであると考えているのでしょう。

実際に、アメリカ・カナダでは90%以上もの顧客が年会費を払い続けており、コストコは囲い込みビジネスをしている、と言われています。

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