的中率は80%、日本に一人だけの渋滞予報士とは?

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突然だが想像してみてほしい。
渋滞のストレスを避けるためにも渋滞予測を活用しましょう。

お盆の時期は帰省ラッシュなどで高速道路が大渋滞する光景をテレビで見たり、まさしくその渋滞に巻き込まれて実感している人は多いのではないでしょうか。

できることならば渋滞は避けたいもので、NEXCOや日本道路交通情報センターが発表している「渋滞予測カレンダー」を参照すると、渋滞する時間帯や渋滞距離、通過に要する時間などを確認することができます。

この「渋滞予測」は過去の渋滞情報をもとに、周辺に新しくできた商業施設や開催されるイベント、新規開通した道路などの情報を加えて分析・予想されており、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの繁忙期に限らず半年前から提供されています。

そんな「渋滞」を予測する「渋滞予報士」の肩書を持つ方が日本に一人だけいるのをご存知でしょうか。

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渋滞予報士

「渋滞予報士」は天気を予報する「気象予報士」のような正式な資格ではなく、NEXCO東日本の社内における愛称として、2007年7月に初代の渋滞予報士が誕生しました。

その後、2009年に実施された経済対策「高速上限1000円」により、高速道路の渋滞が爆発的に増加したことで「渋滞予報士」が注目を集め、たびたびメディアに登場することになります。

「渋滞予報士」が担当する地域は、NEXCO東日本の関東支社管内で関東地方と長野県の渋滞予測ですが、「渋滞予報士」がひとりで予測を立てているわけではなく、あくまでもマスコット的な役割として渋滞情報を告知する役割を担っています。

その他の地域についても同様に、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本と本四高速会社が管内ごとに予測したものを統合して「渋滞予測」は発表されています。

「渋滞予報士」は渋滞の予測はもちろん、渋滞原因の調査分析、渋滞対策の立案、対策効果の検証などを行っていますが、他にもテレビや雑誌などのメディアを通じて渋滞予測を伝えることで、ひとりでも多くのひとが時間をずらすなどの渋滞回避を試みたり、事前に渋滞に対する準備を行えることで渋滞そのものやストレスが緩和されることにもつながることが、「渋滞予報士」の大きな役割と言えるのではないでしょうか。

渋滞の発生原因

そもそも高速道路での渋滞はなぜ発生するのでしょうか。

主な渋滞の発生原因として、「サグ(下り坂から上り坂への変化点)、上り坂での無意識の速度低下」と「インターチェンジ合流部での速度低下」によるものが挙げられます。

サグ、上り坂での速度低下は、同じ力でアクセルを踏んでいると上り坂のために自然とスピードが落ちていく、ということが連鎖し後続車がブレーキを踏むという連鎖につながります。

また、インターチェンジ合流でも同じように合流車の後続がブレーキを連鎖を引き起こし、合流を避けようとして追越車線などへ退避が続くと交通量が増加し、追越車線でも同様にブレーキの連鎖が続くという結果になってしまいます。

渋滞を避けるためにも、一定の速度を保つこと、ブレーキを踏まずとも速度の調整ができるように車間距離を広く取っておくことが重要です。

またNEXCOでは「渋滞予測情報を活用し、なるべくピーク日を避けていただきたいと思います。お客様のご理解とご協力が必要です」と話しています。

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