メイウェザー対パッキャオ、ボクシング夢の対戦の契約はまだ

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突然だが想像してみてほしい。
無敗の5階級制覇王者、史上2人目の6階級制覇王者、「最強」はどっちだ。

47戦47勝とボクシング史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成した「フロイド・メイウェザー・ジュニア」、史上2人目の6階級制覇王者「マニー・パッキャオ」、2009年より「夢の対戦」・「幻の対戦」といわれ期待された対戦が「2015年5月2日」に実現するのでしょうか。

プロモーターのボブ・アラム氏は「夢の対戦」について、「すべてが順調に進んでいる」とメディアに対して語っていましたが、フロイド・メイウェザーはテレビ局のインタビューで「噂されていることは事実ではない。自分は契約書にサインをしていないし、パッキャオも同様にサインをしていない。」と報道を否定しています。

一方でメイウェザーは「対戦できればよいけれどね」とコメントを残しており、対戦の可能性はゼロではないようです。

2009年に対戦交渉を行って以来、実現することなくボクシングファンが長く待ち望んだ「世界最強決定戦」は、数々の問題を抱えながらも、ようやく陽の目を見ることになるのでしょうか。

メイウェザー “夢の対決”の契約書に「サインしていない」
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2015/02/16/kiji/K20150216009820790.html

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「メイウェザー」対「パッキャオ」対戦の障害

「メイウェザー」対「パッキャオ」という「夢の対戦」・「幻の対戦」、「ボクシング世界最強決定戦」が実現せず、障害となってきた要素は大きく4つが挙げられます。

「薬物検査の方法」

2009年の対戦交渉時、パッキャオのドーピング薬物使用を疑っていたメイウェザーは「試合直前・直後の尿検査だけでは検出できないドーピング薬物があるため、抜き打ちの血液検査が必要」として、オリンピック水準のドーピング検査機関USADAによる抜き打ちドーピング薬物検査を要望します。

しかし、パッキャオは「血液検査は受け入れるが、試合直前の採血は体調に悪影響を及ぼすことがあり、試合前30日以内の採血は拒否する」と回答し、結果として交渉決裂に至りました。

交渉が決裂したあとも、両陣営は対戦実現に向けて駆け引きを行い、2010年には血液検査の実施期間についてメイウェザーは14日前、パッキャオは24日前を提示しますが、これ以上の歩み寄りには至らず、再度交渉は決裂となります。

そして2013年、パッキャオは期間限定無しの抜き打ちドーピング薬物検査に初めて同意し、「メイウェザー」対「パッキャオ」実現の障害となっていた薬物検査について解消したことになりました。

「ファイトマネーの等の収益分配方法」

2009年の交渉時には、ファイトマネーはそれぞれ最大で5,000万ドルとされていました。その後は薬物検査の方法を巡り交渉は難航していましたが、ファイトマネーの分配についても障害となっていました。

2012年、メイウェザーはファイトマネーについて「パッキャオにファイトマネー4,000万ドルを用意する」「PPVボーナスは100%全てメイウェザーで、パッキャオにはゼロ」という条件を提示します。

この条件に対してパッキャオは拒否、「勝者が収益の55%獲得、敗者は45%獲得」との代案を提案しますが、メイウェザーは拒否し、交渉は決裂しました。

2014年にメイウェザーは、「4,000万ドルでオファーした時、パッキャオは試合をしたがらなかった。それからパッキャオは2度も負けているのに、今でも同じ金額では試合は実現しない。」と言いパッキャオを批判しました。

対して、パッキャオは「メイウェザーは好きな額を受け取ればいい。お金は問題ではない。」と反論し、ファイトマネーという障害も取り除かれたと言えるのかもしれません。

「パッキャオのプロモーター、ボブ・アラム氏とメイウェザーの確執」

2013年にメイウェザーは、過去に報酬未払いを巡り裁判沙汰となり「犬猿の仲」というボブ・アラム氏について、「もう二度とアラムと一緒にビジネスをするつもりはない」と語り、パッキャオのプロモーターであることから「パッキャオ戦が実現する唯一の道は、パッキャオがボブ・アラムの元を離れることだ。」と発言しました。

2014年にパッキャオはトップランク社と2年間の契約延長を行います。トップランク社のCEOであるボブ・アラム氏なしにはパッキャオのビジネスは成り立たず、この障害は取り除くことはできないでしょう。

「テレビ局HBOとショウタイムの放映権問題」

全階級を通じて最高・最強とみられる二大ボクサーの対戦には、試合観戦チケットはプラチナ化となることが予測され、興行面でも史上最高記録を更新するのは確実とみられています。

それだけの「超ビッグイベント」だけに、パッキャオと契約する「HBO」、メイウェザーと契約する「ショータイム」のどちらのテレビ局が放映権を手にするかも大きな問題となっています。

有名ボクサーの試合はPPV(ペイ・パー・ビュー)方式で、ビッグネームともなると一試合50~70ドルの高値がつけられるなど有料課金して視聴する方式になっています。売上の歩合でボクサーにもボーナスが加算されるため、通常のファイトマネーと合わせて1,000万ドル以上という破格の金額を手にすることができると言われています。

1イベントでの過去最多販売記録は、2007年5月5日に行なわれたオスカー・デ・ラ・ホーヤ対フロイド・メイウェザー・ジュニアの240万件(総額1億3,440万ドル)ですが、多くの人々が待ちわびた「メイウェザー」対「パッキャオ」では、この記録を更新し300万件を超えるだろうと予測されています。

巨額が動くことが間違いない対戦に、二大ケーブルテレビ局が提携するとの噂もありますが、激しい駆け引きが行われているであろうことは想像に難くありません。

2015年に入り、ボブ・アラム氏は「最大のネックになっているテレビ放映権の問題でショータイムとHBOが合意した」と明かしていましたが、メイウェザーはこれを否定しています。

「フロイド・メイウェザー・ジュニア」

「フロイド・メイウェザー・ジュニア」はボクシング現役最強王者と言われ、アマチュアで90戦84勝6敗、アトランタオリンピックフェザー級で銅メダルを獲得後、プロデビューを果たしました。1996年10月のプロデビューから現在に至るまで47戦47勝(26KO)の戦績で、5階級制覇を成し遂げています。

「マニー・パッキャオ」

「マニー・パッキャオ」はアマチュアでの戦績は64戦60勝4敗、1995年1月のプロデビュー後、次々と階級を上げていき、数々の名王者、超一流と言える選手を圧倒していき、現在まで64戦57勝(38KO)5敗2分の成績を残し、史上2人目の6階級制覇王者となっています。

5月21日対戦決定正式発表

メイウェザーVSパッキャオ、ボクシング最強は5月2日正式決定
突然だが想像してみてほしい。 無敗の5階級制覇王者、史上2人目の6階級制覇王者、「最強」をかけついに対戦が決定。 47戦47勝とボクシング史上初めて無敗のまま5階級制覇を達成した「フロイド・メイウェザー・ジュニア」、史上2人目の6階級制覇王者「マニー・パッキャオ」...

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