琵琶湖は11年間で3センチも縮んでいます、地殻に変化か

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突然だが想像してみてほしい。
近畿の水がめ、琵琶湖の形も少しずつ変化しているということを。

日本最大の湖、琵琶湖が縮んでいるのかもしれません。

潜水ロボットを使用して琵琶湖を探査している立命館大教授の熊谷道夫さん(63)は、滋賀県高島市沖の湖底から泥がいくつも吹き出しているのを発見したことで、「湖の下で何かが起きている」と考えました。

熊谷教授は地殻の変動との関連性を調査するために、滋賀県内の土地の動きをGPSを使用して確認すると、琵琶湖西側に位置する高島市朽木と、琵琶湖東側に位置する彦根市との距離が2012年までの11年間で3センチ縮んでいることがわかりました。

このことから両市に挟まれた琵琶湖も縮んでいるのではないかと推察されています。

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琵琶湖が縮んでいる?

琵琶湖が縮むという動きは、過去100年に渡り続いていると唱える学者も存在し、この動きが琵琶湖に限ったものではなく日本列島全体の動きの一環とする考えもなされています。

日本列島は、海溝に沈み込む複数の大陸プレートの上に存在しており、大陸プレート同士が押し合う力で伸び縮みしていると考えられ、伸縮の影響を琵琶湖もうけていると推測されています。熊谷教授は「琵琶湖から日本、ひいては地球が見えてくる」と語っています。

琵琶湖は約400万年~600万年前に誕生してから、地殻変動の影響で一時消失したり、移動を繰り返してきたと考えられ、約40万年~100万年前、ほぼ現在の位置と大きさになったことが地層や化石からわかっています。

琵琶湖の約50キロ南に位置する三重県伊賀市を流れる服部川には、琵琶湖の先祖といわれている大山田湖に堆積した350~400万年前の泥が広がっています。

ここで化石から琵琶湖の生い立ちを調べている滋賀県の愛好家団体「古琵琶湖発掘調査隊」隊長の杉山國雄さん(67)は、絶命したコイの歯やイガタニシ、ミエゾウの足跡でできたくぼみなどの化石を発見しており、琵琶湖の歴史を解き明かす貴重な手掛かりとなっています。

杉山さんは「古代ゾウが歩く湖のほとりに自分もいる姿を想像するだけで心が躍る」と話し、これからも琵琶湖の歴史を解き明かす作業が続けていかれることでしょう。

未来の琵琶湖、日本はどんな姿になっていくのでしょうか。

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